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個人・チーム出張指導

はじめに

 

私はスポーツや医療系の専門学校でトレーナーを目指す学生たちの指導もさせていただいております。

以前はトレーニング経験者も少なかったのですが、近年は高校にもトレーニングルームが導入されて体育館やフィットネスクラブなど比較的安価でトレーニングできる場所も身近にでき、またトレーニングの情報を様々な媒体で容易に知ることができるようになりました。 しかし実際にフォームをみていると癖のある身体のまま行い、正しいフォームでトレーニングできていません。

そして、そんな学生のほとんどはスポーツ傷害や怪我の経験者で自分のような選手をサポートしたいと専門学校に入学してきたのです。(ほとんどは個人にあっていないトレーニングや間違えたトレーニングによる原因と考えられます)

そんな学生をモデルに選びスポーツ経験やポジションを聞きプレースタイル(得意なプレーや不得意なプレー)や既往歴(怪我した場所など)を当てると、驚いて「すごい!!」「どうしてわかるんですか!」など不思議がります。続けて(競技やトレーニングの)フォーム動作を確認すると他の競技経験者からも「ほんとうだ!」「言われた動きだ!」などの声。

全員で確認した後そのモデルの学生の動きを止めてしまっているカラダの一部を触って再度フォーム確認をすると周りから「変わった」「改善している」の声が。

自分のフォームの欠点を理解できていた学生モデルはなんとも言えない微笑や「すごい」「高校時代監督に指導されていてできなかったのであきらめていたのに」「もっとはやくしりたかった」などの感想。さらに先ほど行ったトレーニングを行なうと「フォームがきれいになってる」「楽にできる」「ちゃんと(トレーニングの目的どおりに)効いている」などの声。(毎年の授業のはじめのころはこんな感じですがそこで学生はトレーニングの本当に意味をそこで感じてくれます。)

 

先ほどお話したように以前よりトレーニング経験者は増えています。そしてトレーナーなどの指導者も増えてきていますが、 トレーニングルームはあってもほとんどは自己流(雑誌や本)などの知識や先輩に教えてもらってやっていた。トレーナーはいたけれど部員が多く直接教えてもらえなかった。全員同じトレーニングを行っていた。などが現状です。本来はひとりひとりにあったトレーニング指導、プレースタイルにあったトレーニングが必要なのです。そしてそれを見極め修正できるトレーナー(指導者)が必要です。 私が以前指導させていただいたチームは少数のグループに分け個人指導に近い状態でトレーニング指導ができました。また、個人のバランスも時間をとってみながらできることも許してもらえました。そのチームは意識も高く全国大会に出場を決めてくれました。それは当時日本でまだ数少ないパーソナルトレーナーとして活動していた私のスタイルを指導スタッフが理解していてくれたお蔭かもしれません。

現在はトレーニングに対する情報が様々飛び交いプロでもトレーニングが個人にあっていないものを行ってしまいがちです。だからカラダを痛めやすい、ケアーする時間が長くなるなど悪循環に陥っているのです。あるスポーツ競技のOBから今は科学的トレーニングをしているしコンディショニングに注意してストレッチやアイシング、マッサージなどや入念なケアーもしているはずなのになぜこんなにけが人が多いことを不思議に思っておられます。

昔の選手はもっと強かった、今の選手は弱いなどと嘆いておられます。

子どものころの運動環境や食事や生活習慣が違っていたりするなども大きな理由と考えられますが、運動指導のプロとして今かかわってくる、理由を簡単に表現するなら「個人にあったトレーニングやコンディショニングができていない、個人のスポーツ動作にあったトレーニングができていないのです。」 こういった問題点を解消するためにこのトレーニングシステムを広げていく運びとなりました。是非多くの方々に体験していただきたいと思います。

お問い合わせからご連絡いただければ、後ほどこちらよりご連絡いたします。(合掌)

 

 

 

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